民主党の内閣総理大臣野田佳彦は、本当に日本人の総理大臣なのかと一瞬耳を疑った。何故に、日本の総理大臣が嘗ての敵国であり、今でも、その国民は、時折、日本人及び日本に対する偏見に満ちた言動を示すにもかかわらず、野田総理大臣は、態々、イギリスのチャーチル首相の言葉を引用するのだろうか。
日本の総理大臣であるならば、他国の、しかも、旧敵国の首相の名言を引用すること自体、”自分は、能力に欠ける”のでと認めていると言われても仕方がない。多くの問題を抱えていても、未だ、経済大国であり、これからあらゆる問題を解決していかねばならない総理大臣が本気で国政に取り組んでいれば、それなりの言葉が自然と生まれるものではないだろうか。
日本国の総理大臣であるならば、大日本帝国海軍山本五十六元帥が残した名言「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」を引用して頂きたい。しかし、野田総理大臣が、これ程の名言を引用するに値する能力と資質を兼ね備えているかは、大きな疑問であるが。
更に、野田総理大臣は、自分の博学振りを日本国民に誇示したかったのだろうが、念のために申しますが、チャーチルの実際の言葉は、下記に赤字で示した通りであります。
Churchill said this on October 29, 1941, when he visited Harrow School. It was after the Blitz and things were looking up a bit for Britain. Here is the relevant part of the speech: But for everyone, surely, what we have gone through in this period -- I am addressing myself to the School -- surely from this period of ten months, this is the lesson: Never give in. Never give in. Never, never, never, never -- in nothing, great or small, large or petty -- never give in, except to convictions of honour and good sense. Never yield to force. Never yield to the apparently overwhelming might of the enemy.
赤字の部分の仮訳
決して屈服するな。決して屈服するな。決して、決して、決してー何に対しても、大小問わずー決して屈服するな、名誉と良識ある確信がある時以外には。決して力に屈服するな。明らかに圧倒的な敵の勢力に対しても屈服するな。
イギリス人による日本と日本人に対する蔑視の一例
Does BBC Ridicule A Man Who Suffered U.S. Nuclear Attacks Twice? What if He was A Man Who Experienced Gas Chamber Twice?
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