韓国の立場で日韓関係を考えてみることにする。３６年間の日韓併合で最も利益を得たのは、朝鮮半島とそこに住む朝鮮人達であることは間違いない。
しかし、日本の敗戦に伴い朝鮮半島は、北と南に分断され大混乱が生じた。生き残るためにも、日本が悪であるとし、大変辛い植民地支配を受けたと北は、中国に説明し、南は、米国に説明した。
米中にとって、極めて都合の良い話である。南北朝鮮人が証人となり、例えそれが偽証であると承知していても、大変都合の良い話であることは間違いない。
要するに、北も南も建国の根底に嘘があり、それが日本極悪人説だ。当然、米国も嘘が得意な国家であるからして、嘘吐きが４人も集まったと同じである。１対４の関係で日本が彼等の嘘に苦しめられてきていることになる。
この４人が同時に”すいませんでした。嘘をついていました。”と認める可能性は、極めて薄い。というよりか、ありえない。
そこで現実的になったつもりで、対応してきたのが自民党政権ではないだろうか、その付けが今我々の頭上に伸し掛かっているのである。換言すれば、自民党は、途中であきらめて、実を取ったつもりなのだ。米国に逆らえば、中国が動くし、ロシアも動く、北も動く、南も動くという仕組みだ。
それでは、何をしたらいいのであろうか。竹島問題を国際司法裁判所に提訴すると共に可能な限りの圧力を韓国に加えることだと考える。如何なる反発があろうとも、極東の安全と安定が危機的になろうとも。これが、最も有効な手法であると確信する。李明博の不法上陸は、サッカーの試合に例えれば、日本にとってPKを得たようなものだと考える。また、中国の丹羽大使襲撃も同様であろう。